満身創痍

夜の寝苦しさからクーラーをつけっぱなしで寝てたら風邪ひいた。。。
喉がめちゃくちゃ痛い(><)
こりゃ熱出るわ。
明日の飲み会どうしよう…。
行くべきか,行かざるべきか。
明日考えよう。


ここ数日間,海外の法制を調べてる。
特に,アメリカとEU
この二つの法制が世界の中心・モデルだからですね。


改めて,それぞれの国や地域の法制の特色を知ることができて面白い。


アメリカはイギリスの流れを汲むコモン・ローの国で,判例法の蓄積によって違法性判断基準を創り上げてきた国ですね。
条文はいたってシンプルで,だからこそ,判例が山のようにある。
いわば帰納的に法を創り上げていく感じですね。


一方のEUは,ドイツ法にその淵源があり,いわば概念法学の流れがありますね。
いわば演繹的に,制定法を作って,判決は,構成要件への当てはめが主流です。
まぁ,当為が先にあって法を創るということだね。たぶん。


もちろん,両方共そんなに単純に分けられるものじゃなく,いわば強弱の違い程度かもしれないけど,法や制度に対する考え方には,大きな違いがあるように思います。
まぁ,そうは言っても,現在のグローバル化の影響をもろに受ける法律ですから,世界的なハーモナイゼーションの流れは押し留められないと思いますが。


さて,日本法はどこへ行くのでしょうか。
日本は,そういう意味では面白い。
戦前は,大きくドイツ・フランスの影響を受けていたから,その思考方法は今でもそれらに大きく影響を受けているように見える一方で,戦後は,アメリカに占領された経験と同国の経済的覇権化の影響もあって,制定法の多くの分野でアメリカの影響が顕著ですよね。
かくいうオイラがやっている法律は,もろにアメリカの法律を継受しています。
だけどね,特に面白いのが,条規はアメリカ法の影響をもろに受けているんだけど,1970年代くらいまでは,その思考法においては,ドイツの影響が非常に大きかったのですね。
そういう意味では,非常に,戦後の日本の縮図を見るようで面白いですな。


なんか,あんまよう分からん話で長くなりそうなので,この辺で終わりにしよう。
身体もいい感じにクールダウンしてきたし。


寝ますzzz