2007-01-01から1年間の記事一覧

思考の被拘束性

何かの本で、「ある思想なり、理論なりを理解するためには、どんなに優れた解説書を読むより、1冊の優れた批判書を読む方がその助けになる」というようなことが書かれていた。 その思想なり、理論なりにおいて当然の前提とされているものは何なのか。その前…

言語と思考

「人間は,言葉をとおして世界を見ている」(レオ・ヴァイスゲルバー) 「言葉があって初めて概念が生まれる」(フェルディナン・ド・ソシュール)昨日,テレビで言語学についての特集がやっており,上の言葉が紹介されていた。この言葉を見て,先日,何かの…

今日の風景

久しぶりのブログだ。 ふと,前に書いたブログを見ていたら,書きたくなった。 なぜ,これほどまでに間隔が空いてしまったのか。 それは,おそらく,オイラの読書に対する異常なほどの執着のせいだろうと思う。とにかく,時間があれば本を読んでいる。 なぜ…

日本の司法制度の矛盾をえぐり出した

今日,最近公開された周防正行監督の「それでもボクはやってない」を見てきた。 日本の司法制度の矛盾をえぐり出した,まさに傑作だ。性格は違うが,警察や検察と同じような仕事をしているオイラにとっては,とても考えさせられる映画だった。「疑わしきは被…

新年に当たって

新年が明けました。 今年は,どんな年になるのやら。 今年の年末年始の休暇は長く,なんと12連休。 明日でその休みも終わり,ちょっとブルーモードに入っている今日この頃だす。 去年も,結構いろいろあった一年でした。 妻も大阪に来て,新生活をスタート…