朝ドラ

今やっているNHKの朝ドラ,「ゲゲゲの女房」は残すところあと1か月ほどになってきた。
この「ゲゲゲの女房」がとても好評らしい(オイラにしてみたら,何を今さらっていう感じだけどね。)。
オイラも放送当初からほぼ毎日見てるが,確かにその理由は分かる。
水木しげるの仕事・マンガにかける情熱,それを支える妻の武良布枝の朗らかで,しかし芯のある人間性
最近の朝ドラにありがちな終盤になるにつれ,どこか薄っぺらになっていく話とはまったく逆に回を重ねるごとに面白さがましていき,久しぶりに良い朝ドラだなと思える作品です(最近の朝ドラも最初のうちは結構いいんだけど,なんだろう,回を重ねるごとに軸がドンドンぼやけていく感じがあったんだよなー。ほとんど途中で見なくなるパターンが多かった。)。


大人になってから,マンガはあまり読まないし,これからもたぶんあんまり読むことはないだろうと思うけど,水木しげるの仕事にかける情熱には,学ばされるところ大ですね。
そして,それを演じている向井理の演技も良いですね。
彼の真面目さや演技にかける情熱は,たぶん,どこか水木しげるに通じるところがあるんだろうね。
正直,男でも惚れるような,そんな生きざまがありますね。


しかし,今回のこのドラマを見てもつくづく感じることだけど,本当にすばらしい仕事をする人って,本質的には打算で仕事はしないんだろうな。
仕事をすることがすなわち生きること。生きているということが,仕事をすることなんだろうね。
一般人の仕事にはちょっと当てはまらない部分もあるとは思うけど,仕事の本質的なところは一緒のような気がする。
そういう風になりたいな,ホント。
職人みたいな人に。


そういうのに憧れます。