脳を開く

今日,学校であった友人(といっても彼は学部から上がってきてるので10歳くらい歳が離れてますが)から,実はこの数カ月間うつ状態だったんですよ,と打ち明けられた。
彼の性格は,日頃から物静かで,活発に行動する方ではない。
別にめちゃくちゃ内気という訳でもないけど,基本的には内向的な性格だ(だからというと語弊があるが,オイラ同様哲学が好きである。)。


だから,ちゃんと話をせずに,廊下ですれ違ったときに挨拶をするくらいでは,彼がそういう状態になっていたとは露と思わなかった。
最近は,薬を飲んでかなり回復したそうで,「最近は生きているだけでも幸せなんだって思えるようになりました」と言っているのを聞いて,そんな風に思えれば大丈夫だなと思ったりした。


しかし,彼と話していても思ったことだけど,話すって本当に大事だなと思いやした。
話すということは,相手が必要なことであり,相手の話す内容,反応等を斟酌して,応答する作業ですね。
これが,社会的動物たる人間の脳に与える影響は計り知れません。


実は,オイラも,今日その彼と話すまで,丸一日ほぼだれとも話さなかったら,それだけども,なんかボーとしちゃうというか,脳の停滞を感じたりします(気のせいかもしれないけど)。
しかし,彼と話していていて,時には笑ったりもすると,なんと脳がすっきりすることか。


人間の精神はやはり外的な条件に規定されており(今さら取り立てて言うことでもありませんが),その影響を受けた精神がまた現実に作用する。
この作業がどこかで遮断されてしまったときに,少なからずその人の身体・精神状態に支障をきたすことになるのでしょうね。


そして,書くことは話すこととイコールではないけれど,脳にとっては話すことと同程度の良い作用を及ぼすはずだという勝手な思い込みで,ちょっとサボり気味だったブルグを書いてみました。


終り。

今日の夜は飲み会だ!!